2021年10月6日水曜日

しめ縄(注連縄)の向き♪

しめ縄(注連縄)の起源は、
天岩戸から出て来たアマテラス(天照大御神)が、再び引きこもらないための「結界」という意味合いで張られたものとされています。

その形状や張り方には様々な種類があり...

太さが一定のものを「前垂注連(まえだれじめ)」、
両端が細くて真ん中が太いものを「鼓胴注連(こどうじめ)」、
そして
片方が細くなっているものを「大根注連(だいこんじめ)」や「牛蒡注連(ごぼうじめ)」などと呼び、

「大根注連」や「牛蒡注連」などにおいては、
綯い始め→太い
綯い終り→細い
といった更なる顕著な特徴があります。

また、その向きにも大きな意味があり...

神さまから見て「左を上位」「右を下位」とするため、
しめ縄を張る場合は、
神さまから見て左(=参拝者から見て右)を太く(=綯い始めに)するのが一般的。

そして、その向きを 「左末右本」と呼び、
その逆を「左本右末」といいます。

さぁて(ここでw)、
オオクニヌシ(大国主命)が祀られていることで有名な出雲大社のしめ縄は、
なぜ左右逆(「左本右末」)に張られているのかを少し考察してみましょう。

出雲大社には、オオクニヌシの他に...
アメノミナカヌシ(天之御中主神)をはじめとする天地開闢のときに現れた五柱の神さまも祀られております。

出雲大社のホームページでは、
左右逆(「左本右末」)に張られている理由を、
尊貴第一の神たるアメノミナカヌシが上位となる一番左に祀られていることや、神さまへのお供え物を進める作法としています。

ただ...

オオクニヌシ(大国主命)と、
「日本書紀」では同一人物視されている
オオモノヌシ(大物主神)が、
祀られている大神神社のしめ縄も左右逆(「左本右末」)に張られています。

おやっ、おやっ...

『古事記』では、
オオモノヌシは10代:崇神天皇の、そして
オオクニヌシは11代:垂仁天皇の祟り神として登場します。

そのあたりを深読みすると、
両神社のしめ縄は...
怨霊を表に出さないための「結界」とも考えられますよねぇ。


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